ヨシタケシンスケの絵本 新刊「つまんない つまんない」
注目の絵本作家、ヨシタケシンスケさんが2017年5月に発売した新刊「つまんないつまんない」は、「つまんない」という子どもの思いがテーマの作品になっています。
つまんないから
つまんないことをいっぱいかんがえてたら
あれ?なんかちょっとおもしろいぞ!NHK #おはよう日本 で紹介された絵本『つまんない つまんない』#ヨシタケシンスケ さんのネガティブさから生まれる発想力が詰まってます!https://t.co/tsbiGpjS9n pic.twitter.com/lcJoj19Zpn
— 月刊MOE (@MOE_web) 2017年9月13日
絵本作家って、子どもの視点でものごとをとらえるのが重要なんじゃないかと思います!
この「つまんないつまんない」は、ヨシタケさんが息子さんがよく口にする「つまんない」という言葉をヒントにして作ったそうです!
ヨシタケさんは絵本のテーマを選ぶさいに大人にも子どもにも関連するものを選ぶそうなのですが、この「つまんない」は人が生きていくうえで避けて通ることができないまさに誰にでもついて回る問題ですね。
ヨシタケさんは誰にでも当てはまるからこそ、「つまんない」について考える本を作ったら大人から子どもまで共感してもらえるのではないかと考えたそうです。
「うーん、なんかつまんない」や「いちばん つまんないのって、なんさいだろう。」という少年のつぶやき。
普段、大人でも何気なく「なんかつまんない」と口にしてるような気がしませんか?
「なんかつまんない」けど、その「つまんない」について深く考えたことがないような気がします。
この絵本では、主人公の男の子が「つまんない」って何だろうと深く掘り下げ「つまんない」と「おもしろい」「たのしい」について考えていきます。
この本を読んでいると、自分自身も知らず知らずに「つまんない」についてあれこれと考えていることに気づくと思います。
大人は凝り固まった考えを優しくほぐされ、子どもはより柔軟な感性が養われる、そしてなにより単純に「おもしろい」作品なのでぜひ大人も子どもも読んでほしいですね。
絵本作家 ヨシタケシンスケ プロフィール
絵本作家の「ヨシタケシンスケさんのことを少し紹介したいと思います。
1973年、神奈川県生まれ。
筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。
日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。
『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。
著書に、『しかもフタが無い』(PARCO出版)、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(以上、講談社)、『そのうちプラン』(遊タイム出版)、『ぼくのニセモノをつくるには』(ブロンズ新社)などがある。2児の父。
引用元:公式サイト
絵本作家 ヨシタケシンスケ
最後に、「つまんないつまんない」を読んだみなさんの感想をお届けしたいと思います。
ヨシタケシンスケさんの絵本の新作がでてた。「つまんない つまんない」。この方の絵本は奥が深くて、大人に読んでほしい絵本ですにゃ~
今回も、そうだよねぇ・・・。ってなった。いい絵本だ— Feinya【体調と戦闘中】 (@Feirymama) 2017年6月3日
ヨシタケシンスケさんの「つまんないつまんない」図書館に配架する前に職員室へ。先生方がくいつくくいつく!子どもたちに早く見せてあげたいので、明日、私物を持参。大人も、はまるよなぁ・・・。
— うみ (@8qoo) 2017年6月22日
つまんないを極めたら
こんなに面白くなるのかぁ#つまんないつまんない#白泉社#ヨシタケシンスケ pic.twitter.com/yx6SemB3rK— morinokirin (@morinokirin3) 2017年7月15日
『つまんないつまんない』(ヨシタケシンスケ 白泉社)おもちゃもテレビもつまんない少年は楽しい物を探す方向に思考を進めないで、「どうしてつまんないのだろう?」に興味を持ちます。その時点で彼はもうつまんなくはないけれど、それでも「つまんない」を考察するおもしろさが展開されるのが素敵。
— ひこ・田中 (@hicotanaka) 2017年7月29日
どうでしょうか?やはり大人も楽しめる作品という評価が多いですよね。
あなたも「つまんない つまんない」で「つまらない」について考える面白さを体感してみてください!