太陽フレアで飛行機の欠航はあるのか?

太陽フレアの影響

太陽フレアとは、太陽表面に見られる黒点の周囲で突然大きな炎が発生し輝きが増す現象のことで、黒点上空に蓄えられた磁場エネルギーが短時間のうちに開放されて起こる巨大な爆発現象であると考えられています。

太陽フレア発生時に解放される大量のエネルギーは、大部分が粒子の加速に費やされるため、その結果として太陽から常に放出されている粒子よりも高いエネルギーを持つ粒子が大量に放出され、地球の磁気圏にまで侵入してくるのです。

日本時間の9月6日にこの「太陽フレア」が発生した影響により、携帯電話など電子機器への影響が懸念されています。この太陽フレアから放出した粒子は、8日午後から深夜にかけて地球に到達し、GPSや無線通信などに影響が出るおそれがあります。

このように電子機器に影響を与える太陽フレアの粒子ですが、上空を飛んでいる電子機器の塊の飛行機には影響がないのでしょうか?

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太陽フレアで飛行機の欠航は?

このように太陽フレアから放出される大量の粒子について、地球の磁気圏外を飛行する宇宙飛行士にとっては深刻な問題なのだそうです。しかし、航空機が飛行する高度では、地球の磁場や分厚い大気がほとんどの太陽粒子を遮ってくれるため、宇宙空間で観測されるような線量の顕著な増加はほとんど見られません。

大気圏内を飛行する航空機に影響が及ぶようであれば、地上に対してもなんらかの影響を与えるだろうと言われています。今回と同じくXクラスの太陽フレアが発生した2006年においても太陽フレアによる航空機の故障は伝えられていません。

このように、飛行機への影響はないようですので、当然ながら今のところ日本の航空会社で欠航を発表しているところはありません。

太陽フレアによって電子機器に影響があるという注意が喚起されているので、飛行機などにも影響があるのでは?と思ってしまいますが、そこまで気にする必要はなさそうですね。

太陽フレアによるその他の影響はこちらの記事で確認してください!
太陽フレアの影響はいつまで?

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JAL機の故障は太陽フレアと無関係?

9月5日に羽田発ニューヨーク行きの日本航空(JAL)006便(ボーイング777型)で発生した左翼エンジンからの出火事故ですが、当初は鳥がエンジンに巻き込まれる「バードストライク」の可能性が高いと見られていました。

しかし、JALが調査した結果、バードストライクではないと断定されました。原因は調査中ということで結論は出ていませんが、巷ではもしや太陽フレアの影響なのではという声も上がりました。

しかし、今回の太陽フレアの発生は9月6日ですし、故障は電子機器ではなくエンジンの機構的なトラブルですので太陽フレアと全く関係ないものだと思われます。

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